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フシギにステキな素早いヤバさ

フシギにステキな素早いヤバさを追いかけて。俺は行くだろう。

私訳:破壊的気分調節不全の症状

メリークリスマス。

精神疾患のマニュアルが改訂:病気の定義とは « WIRED.jp

↑この記事を読んでツイートしたところ、Twitterではわりと関心ある人がいたようなので、自分にとってやひとにとって誤解などないためにも、そのよくわからない「破壊的気分調節不全」という病気について調べてみました。 日本語の文献を探し当てることができないので、英語でそれっぽいブログを発見して定義を私訳してみました。

アスペルガー症候群とか、コミュニケーション障害とか、鬱病とか、パニック障害とか、そんなものとぜんぜん無縁ではないこのごろ。この「破壊的気分調節不全」ことばもADHDなどのことばとともに、特に教育現場等においてマジックワードとして機能していくような気がしてちょっと不安です。

結局調べても実際のところ何なのか、よくわからなかったのですが、症状の認定基準ではdが特徴的な気がします。

ぼくの子ども時代や今知っている人たちについて考えても、短気な人はいました。暴力的で嫌われている人もいましたが、基本的に怒りと怒りの間のインターバルにおいては気さくだったり笑いやリラックスは見られたと思います。

不良たち(わりと母子家庭などがおおかった)でさえ、定期的な感情の爆発が12ヶ月以上続くというのは、見たことがないし、それは客観的に見てもおそらく病的に見えるでしょう。なので、市井で勝手に(カジュアルに)「あいつは破壊的気分調節不全だ」などと話す(ことばを濫用する)ことはないのかなぁと思いました。

なお、文中の temper outbursts は癇癪と訳していいのかよくわからないので、「感情の爆発」としておきました。

破壊的気分調節不全の症状

  1. 不全とは、状況に対してひどく釣り合いを欠いた強烈さや持続を持った、深刻な何度も起こる感情の爆発 temper outbursts によって、特徴づけられている。

    1. 感情の爆発が口頭もしくは/および行動によってはっきりと示される。たとえば激怒した言葉を発したり人や物に対して物理的に攻撃するといった形による。
    2. 感情の爆発が発達段階にそぐわない。
  2. 頻度:感情の爆発が平均して週に3回以上おこる。

  3. 感情の爆発から次の爆発までの間の気分: 感情の爆発から次の爆発までの間の気分も、ほとんど毎日、一日のうち多くは、ずっといらだちか怒りである。いらだちや怒りの気分は他人にも観察可能である(たとえば両親や教師や同級生たちに)。

  4. 持続期間:aからcまでの項目が12ヶ月以上継続している。その期間を通して、AからCまでの項目に当てはまる症状のない期間が3ヶ月以上連続しない。

太字強調は訳者(ぼく)。

原文:Symptoms of Disruptive Mood Dysregulation Disorder

注意。下記は原文中引用の孫引きです

ソース:破壊的気分調節不全とは何か?|World of Psychology

  1. The disorder is characterized by severe recurrent temper outbursts that are grossly out of proportion in intensity or duration to the situation.

    1. The temper outbursts are manifest verbally and/or behaviorally, such as in the form of verbal rages or physical aggression towards people or property.
    2. The temper outbursts are inconsistent with developmental level.
  2. Frequency: The temper outbursts occur, on average, three or more times per week.

  3. Mood between temper outbursts: Nearly every day, most of the day, the mood between temper outbursts is persistently irritable or angry. The irritable or angry mood is observable by others (e.g., parents, teachers, peers).

  4. Duration: Criteria A-C have been present for 12 or more months. Throughout that time, the person has not had 3 or more consecutive months when they were without the symptoms of Criteria A-C.