フシギにステキな素早いヤバさ

フシギにステキな素早いヤバさを追いかけて。俺は行くだろう。

【C84】『ボカロビギナーズ!vol.2』に寄稿しました【西2う44a】

8月12日です。 なお、われらがボカロクリティークの白色手帖は【西2え02b】でございます。

ずっと「あ〜いいなぁ」と思いをよせていた『ボカロビギナーズ』に「作詞ビギナーズ ~歌詞分析の立場から~」という作詞のティップス的なものを寄稿させていただきました。 ぼくの書いたぶんはこちらのサンプルから全文読めます。豪華100ページもサンプルがありますw

http://www.gcmstyle.com/beginners/book.html

作詞のコンテンツだけで3つも記事があり、とにかくビギナーに向けた、やさしくためになる本です。

この本のいいところは、重ねていうとビギナーに向けてやさしい文体で書かれていること、インフォメーションが整理されており、DTMの実践のためのリファレンスとしてつかえること(こういう性格は、アンメルツPさんがボカロP専用ノートを作ったことにも表れています)。

別途、パラデータの入ったDVDも頒布するとのことで、これはもう小さなボカロP育成の通信教育セットになりますね。

どうぞよろしくお願いします。

こういう教科書的なものを批判的に読むのは、音楽についての基本的なじぶんのコンセプトを鍛えるのに役立ちそうです。

何を書いたか

歌詞の書き方のほんとうに基本的なコンセプトを書きました。

ぼくの記事では、ささいなテクニックはさておき、非常にざっくりとした入り方で歌詞を書くにはということを考えて書いてみました。

たとえていうなら、絵を描くのにはまず丸をかいてそこに点をみっつうつ、といったような具合のお話を書きました。

サンプル公開はされていませんが、アンメルツPさんの作詞記事はかなり具体的な例があつかわれていて、よかったです。

おまけ

もともとは、シェーンベルクの作曲本にならって、既存の曲につかわれているテクニックの例示と、原理を示し、反復課題をこなすことで「作詞の才能がない大学生でもできる」作詞法を構想していました。

具体的には、歌詞において意識下で統御可能と思われる4つの要素「音数」「語彙」「韻」「文節」を、作詞の細部におけるベーシックと設定し、それぞれの操作方法を学んでみるみたいな筋書きでした。

また、楽曲の形式や歌詞の内容的なモチーフの制御についても構想していました。

結局、あまりにも瑣末なことを書いてしまったと反省し、のちに全部書き直しました。

どっかで公開できるといいですが。

おまけ

最近のおすすめアニメを紹介するよ。

1位 ガッチャマン クラウズ|日本テレビ

2位 劇場版「きんいろモザイクThank you!!」公式サイト

3位 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

4位 ローゼンメイデン 公式ホームページ|TBSテレビ

進撃の巨人は前期から引き続き応援してます。