RADWIMPS「五月の蠅」の歌詞についてメモ
RADWIMPSの新曲「五月の蝿」http://t.co/SDCwv0sBdW
— 清水りょういち(ライター/元「月刊歌謡曲」編集長) (@gekkayoboss) 2013年9月16日
の歌詞が凄まじくて驚いた…。内容はともかくこれを出すというのが…
RADの強烈な歌詞そのものよりも、そうした歌詞を書かざるを得なかった心境の方が、本当はそら恐ろしい。目を背けたくなることにわざわざ対峙するのはアートの姿勢。エンターテイメントとは別の意味がある
— 清水りょういち(ライター/元「月刊歌謡曲」編集長) (@gekkayoboss) 2013年9月16日
ポップスはエンターテイメントで、ロックはアート。はっきり割り切れるものでもないし両方の要素を併せ持つミュージシャンもいるから。また、途中から変わることも多いしなあ
— 清水りょういち(ライター/元「月刊歌謡曲」編集長) (@gekkayoboss) 2013年9月16日
この発言の意図が知りたくて、実際にRADWIMPSの新譜を聴いてみた。
なお、これは本日9月16日の24時までしか試聴できないので、とりあえず投稿だけしておくことにする。
【試聴期間:2013年9月16日0:00~9月17日0:00】
曲調はおそらくロッカバラードという分類になると思う。情緒的なタイプのラブソングとか失恋の気持ちを歌い上げるときに用いられ、たとえば、椎名林檎の「罪と罰」やミスチルの「NOT FOUND」と同じリズムの楽曲。
ぼくにはこの歌を一聴して歌詞の意味を追ったり意図を拾うことができず、ゲッカヨ編集長さんの発言の意図を理解でなかったので、書き取ってみた。
ゲッカヨさんのいう「目を背けたくなることにわざわざ対峙する」というのは何をさしているのか(なんとなく「五月」から分かる気もするし、歌詞だけみるとわからない気もする)。
なお、ググってたらみつけたこのリンクの歌詞とは部分部分ちがいました。
また 新たな情報! RAD=五月の蝿 … わぁー 歌詞きたぁ!! pic.twitter.com/bxrt0h5Eny
— Wimps(ガックン!!)本垢 (@WIMPS010) September 16, 2013
「五月の蠅」 by RADWIMPS
Ah Ah Ah《吐息》
ぼくは君を許さないよ 何があっても許さないよ
君が襲われ身ぐるみはがされ
レイプされポイッてされ途方に暮れたとて
その横を満面の笑顔で スキップでもしながら鼻唄くちずさむんだ
ぼくは君を許さない もう許さないよ もう許さないから
悲しみや憂いの影のひとつも宿さず
「可愛い」といわれ慣れて 身にグサッと
表情もうフォークを突き立てたいよ
ああ シたい 死体んなった君を見たい
己が醜さ恥じて しゃれこうべを垂れ
名前より先に「ごめんなさい」を口癖に
今日まで手合わせ 生きてきたのに
バカみたい 君を見てると
まるで自分が世界一汚れなき物に思えてきたりもするんですが
あいにくそんな遠回りせずとも
ぼくはぼくを大事にできるから もういらないよ
ぼくは君を許さないよ 何があっても許さないよ
通り魔に刺され腸はこぼれ 血反吐はく君が助け求めたとて
ヘッドフォンで大好きな音楽聴きながら
こぼれた腸で縄跳びをすんだ
ぼくは君を許さない もう許さない もう許さないから
君の罪 裁く法律はない ああ なんて世界だ
代わりにぼくが罰してあげましょう なんていうかよバカ
君にあげた ぼくのことばたちよ 成仏せよ
その体に解き放った 愛しのぼくの精液を
お願いよ 取り返したいの
かわいそう かわいそうで泣きそう
空が覆うように 花が散るように 君が嫌い 他に説明は不可
君が主演の映画の中で ぼくはそう最強最悪のお客
激動の果てにやっとたどり着いた ぼくにも出来たぜ ?な存在
こうやって人は生きてくんでしょう?
生まれて初めての宗教が君です
ぼくは君を許さないよ 何があっても許さないよ
君が愛する我が子が ものごころつく頃こういって喚きだすんだ
お母さんなんで私を生んだのよ
お母さんの子になんて生まれなきゃよかった
お母さんの子になんて生まれなきゃよかった
そこへぼくが颯爽と現れて 両の手で彼女をそっと抱きしめるんだ
君は何も悪くないよ 悪くないよ 悪くないから