ロジカル・アート・スクール SCQ 課題
先日アップしたSCQフレームワークの記事はお読みいただけたでしょうか。
ピラミッド・プリンシプルによってピラミッド状に構築したメッセージは頂点に結論を持ってくる。そして、結論に対応するように疑問を配置する。相手の頭にただしく疑問を引き起こすために、状況→複雑化の手順をしっかりと踏む。その必要性がお分かりいただけたことと思います。
さて、今後の方針としては、SCQフレームワークをインストールしながら、よりしゃべることについて訓練を行っていこうかと考えております。
添削指導としゃべり指導の組み合わせとします。
下記のシートを参考に、11月20日(金)24時までに課題をやってきてください。
11月23日までダウンロード可能 http://18.gigafile.nu/kf9c09ce6c3c3a88f0b703c8ccfbb3cfc-1123
課題
SCQフレームワークに基づいて議論を構造化し、文章に落とし込んでください。「構造」と「文章」の二つをLINEまたはメールにて提出してください。
文章には必ず適切な「タイトル」、「日付」、「名前」を記入してください。
テーマは以下から選んでください。
- 現在取り組んでいる制作で関心の中心にあること
- 森美術館で行われている五百羅漢図について考えること
実施例
河村SCQA作文
どーも、河村です。
突然なんですけど、僕らが前回展示したスペースにDESK/okumuraっていう廃墟みたいなパブリックスペースがあるんですね。
そこで一応本とかを売っていたりするんですけど、みんな知らないんですね。
なぜかっていうとごちゃごちゃしていて売り物なのか私物なのかがわからないんですよねー。完全にダメですよね物販として。
それはどうやらスペースのオーナーの奥村さんもわかってるみたいで、ちゃんと販売できるように販売スペースを作って欲しいってこの前頼まれたんですね。
それでそーか、それならちゃんと販売できる、ちゃんとした販売スペースを作らなきゃだなーって思ってるんです。最近。
かじもとさんSCQA作文
今回僕は『初音ミクは空洞』です』という本を書きました。その本の内容を書きます。
最近ホログラム技術を使ったライブが増えてきました。それらのライブは単に技術の珍しさだけではなく、実際の人が行っているようなライブと同じような盛り上がりを見せています。
これまでライブパフォーマンスは、 CD などの録音物と違い実物や実体が観客に没入感を与えていたと考えられてきました。しかし、最近のホログラムライブの様子を見るとその考えにも変化が現れてきたように思います。
その変化の転換点がいつなのかというと、僕は2010年3月なのではないかと考えています。つまり、2010年3月9日の「ミクの日感謝祭」と3月31日のゆらゆら帝国の解散です。
この本は DESK/okumura で5冊ほど委託販売しております。お立ち寄りの際はぜひ。