平成25年度 東京五美大 卒業・修了制作展レポート【フクザツ篇】
では次はどうしよう。リズミカルかフクザツのいずれかを紹介したい。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ちょっと骨がおれるけど、東京五美大展レポート、フクザツ篇をやりたいとおもいます。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
かんたんにフクザツ篇の説明をします。これはぼくが一番力を入れているカテゴリというか、「すげぇな〜」って思っちゃう分類です。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
フクザツさのタイプのひとつには、テクスチャそれ自体、もしくは異質なテクスチャどうしの重なりあいに「フクザツさ」をおぼえるものがあります。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
それから、逆に簡素で手抜きに見えるんだけど、そこにあらわれる空白や手抜き感、雑さを理解しようとすると、いかんともしがたい理解しにくさとしてのフクザツさを持つタイプがあります。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
もうひとつは、第一のタイプとも重なりますが、テクスチャというよりは、モチーフの記号性の組み合わせによって、画面が複雑になっているタイプの作品があります。例としてはマンガを思い浮かべていただければ。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ではまず森綾乃さんを紹介します。 pic.twitter.com/w9IYjIymVj
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
素材で紙粘土をつかっているというところからまず察してほしいのですが、画面はこのように2分割され、左に粗雑なテクスチャの緑、右に白地に適当に塗りつけられたように見える青が配されています。 pic.twitter.com/Qs2brvamHV
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
まず右側に寄ってみると、テクスチャ自体はそんなに複雑ではないが、いくつか細かい細工がされていることがわかります。でも、売りはやはり画面に間をとることにあるような感じがします。 pic.twitter.com/V5hm2UZrPN
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
左側の画面。緑もていねいに塗られているわけではなく、粗い印象ですが、下のレイヤーにラクガキみたいな線が引かれています。なぜなのか? pic.twitter.com/jY7MRxebqm
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
再び全体の画面を見てみると、画面の構図がやはりわりと複雑に設定されており、それが作品を成り立たせているのではないか、と思われました。 pic.twitter.com/DtMhL1mjcH
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
このあたり、作品の鑑賞を思いつく方がいたら教えていただけると嬉しいです。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
次は本村桜アリスさんを紹介します。こちらは好きな人が多そうだと思う作品です。 pic.twitter.com/cvv13nqE2c
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
素材にアルミとクリスタルを使用している、ということとこの全体図を見て、ぐっとくる人は多いのではないでしょうか。切り花のようなよさがあります。 pic.twitter.com/kOELOSjUfC
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
キャンバスに走る筆のテクスチャがいくつかレイヤーとして重なりあってから、クリスタルがのっかっています。退廃的でもあり、かすみ草のようなはかなさときらめきがあるよう。 pic.twitter.com/fGJQgEq9eU
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
画面をななめになめると、テクスチャのきもちいい複雑さが伝わるのではないでしょうか。 pic.twitter.com/h9Amtnach5
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
なんかはりつけられている(のかな?)四角いもの。とアルミっぽいものとクリスタルと、あとごちゃごちゃした何か。 pic.twitter.com/NgpXeuIMxH
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
アルミ特有の、金属的な軽やかな硬質さと軟らかさ、ぬめぬめした樹脂のようなもの。いいですね。 pic.twitter.com/Gpoc0govk1
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これライブハウスに買って飾ってほしいです。 pic.twitter.com/FfIlkp1fO0
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
目崎友望さんを紹介します。 pic.twitter.com/EEThFoTkI7
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
セピアめいた色使いや、ドローイングの痕跡のようなものが、クラシカルな雰囲気です。ざくろというモチーフも、古典的な印象をかもします。 pic.twitter.com/Zh0t5ennIl
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
パリ写真っぽい、グラフィティのモチーフとテクスチャが、「あれ?レオナルド・ダ・ヴィンチ感だけじゃないんだ?」という意外さを感じさせました。 pic.twitter.com/fXCK6HQMvK
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ざくろをぶつけた汁の痕跡のモチーフを接写してみました。 pic.twitter.com/H9McVuzwWz
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これを見て思い出したのは、おなじザクロの汁のモチーフを利用している、友人の杉本克哉さんです。http://t.co/DddanXhkPm
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
杉本克哉さんのこの作品は、同じく壁にぶつけられて中身がこぼれて垂れてしまったぐちゃぐちゃのざくろです。対比してみると面白いです。 pic.twitter.com/hadJ8KCval
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
三宅駿雄さんを紹介します。 pic.twitter.com/0h0L5K8ODY
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
(前置き)この作品は画面のつくりが面白いです。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
まずこの画面を見て、どうなっているか観察してみましょう。問題はなんだと思いますか? pic.twitter.com/Buq4D2Cqhx
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こたえはピント、焦点、または被写界深度、などのことばであらわせるものです。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これは一眼レフカメラではなく、iPhoneで撮っているのですが、画面中央はこのように、カッコつきで「焦点があった」映像になっており、その外側は「ボケた」映像になっています。 pic.twitter.com/RP7IoLwIWO
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
つまり、この周囲のボケはレンズの効果ではなく、「そう描画されている」のです。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
したがって、「ボケている」ように見えるパートはこのようにペイントされています。遊び心ともいえるし、実験的ともいえる。面白くないですか?? pic.twitter.com/fcbUXLY1Nj
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
あらためてこの全体図を見てみましょう。ピントがあっているところ、あってないところがまだらになっている。したがってこれはレンズでとらえられる(写真で見れる)絵ではない。おもしろ〜い(ギャル風に
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
) pic.twitter.com/DmHNPk18DY
面白いと思ったのは、iPhoneのように、全体にピントが合うカメラに対して、instagramのようなアプリで被写界深度をいじって、「あたかも一眼レフで撮ったような写真で、カジュアルにアート写真を楽しめる」みたいなテクノロジーが手近にあって、
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
そこでおそらく育てられているであろう一般的な人のフォト・リテラシーをいじくるようなスタイルが面白いなと思いました!
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
この作品を面白いと思う人とは気が合うと思います。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
次は鴫原美波さんを紹介します。 pic.twitter.com/6OzCj38HoA
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
いっておきますが、津田美波さんでも、南ことりさんでもありません。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
端がちょっと見切れていますが、これが全体像です。ぐしゃっとした、ブラシのタッチが強く出たテクスチャが特徴ですね。 pic.twitter.com/Wu99ImXfr0
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
左隅に寄ると、こんな感じのテクスチャになっております。 pic.twitter.com/FNhpHZWQKh
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ちょっと説明しがたいですが、このざらざらであらっぽい画面に対して,なぜわりかしきっちりした描線が画面上方のベージュのラインや、右中央の削り取られたようなラインにあらわれているのか、ナゾ掛けをされたようで気になりました。 pic.twitter.com/CybdhVFJm0
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
したがって、こちらの作品はテクスチャがフクザツだからというよりは、画面をなぜこう作ったのが整理しがたい、フクザツさを持っているとぼくは感じました。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
飯田翔之介さんを紹介しますね。 pic.twitter.com/rhSmjvt0en
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こちらも好きかなって思うひとが多いのではないかという予想です。ファッショナブルさがあるから。テクスチャ的には、工事現場や、絵画の作業場で下敷きにつかわれていた板にたまたま垂れてしまったペンキのよごれ、よだれみたいなのが気になりますよね pic.twitter.com/B8ZSSffcea
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ナイキとかのグラフィックでもいい感じではないかな。JUST DO IT みたいな。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
雑コラつくってみました。意味はないです。 pic.twitter.com/VtrMaoxfSb
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
キュビズム的な感じで、捨象がうまいんだろうなと思い、接近してタッチを見てみました。フォトリアリスティックな捨象かというとそこまでではなくて、やはりベニヤ板についたペンキ、ハケの跡的なものとのハイブリッドな感じがします。 pic.twitter.com/6eGEI3OCbj
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こちらもやはり、ブルータルなタッチと、色の置き方の印象派的な感じ、いい具合です。 pic.twitter.com/BJUf8JhpgU
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これは靴の部分です(写真がぶれてます)。この程度なら捨象や、ブルータルな絵画のコピーが上手い人ならできるのではないか、ぐらいの感じですが、 pic.twitter.com/zagimcxWNL
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
やはり、この画面を再度見返してみると、捨象とかブルータルなタッチのほかに、垂直に垂れるペンキのような、タッチや、ペンキのような斑点が、独特な画面を作っている気がします。 pic.twitter.com/sKHvHI1fVQ
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
「こういうのパクりたい」って思わせる作品はやはりいいなって思います。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
「CDのジャケットにつかったらモテそう」とかそんな感じでもそう。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
まだ半分もいってなかった。…
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
馬場美桜子さんを紹介します。corpseってタイトルだけで「良い」と思う人もいるのでは。 pic.twitter.com/H4BYN2R8nQ
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
corpseっていいことばですよね。L'Arc-en-CielのDUNEとか、耽美系のヴィジュアル系とか好きな人が好みそうなことばです。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こちらの作品のどこが面白いと思ったと思いますか? pic.twitter.com/MJDIZDMsmC
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
よって見るとこんな感じです。 pic.twitter.com/ZcTEWL4cqV
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
この花の名前を思い出せない。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
写真がぶれているので、説明しにくいですが、この作品は花や茎に対しての照明の当て方が面白いな、と思いました。 pic.twitter.com/xYJx4mtTZO
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
この構図の花に対して、普通に照明を当てればこうなるのか、それはぼくにはちょっとわかりませんが、光のあたりかたが超現実的な感触をおぼえました。 pic.twitter.com/eua5taTILH
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
久保恵理さんを紹介します。 pic.twitter.com/JjI4fGY4eQ
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
久保ユリカさんではありません。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こちらの作品は、紙でモノをすいたのだかわかりませんが、まるで何かをすいた紙の裏側に見えます。実際に、この作品の裏側を表だと思ってか、そこへ回ってからこちらへ戻ってくる鑑賞者を何人か見ました。 pic.twitter.com/SqMGaT1l4D
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
その理由はこうです。 寄って見ると、裏返しになった文字のようなものが見えるのです。 pic.twitter.com/YmVysq8zXc
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ところが、同じこちら側では、油性ペンか何かで書かれた英語の単語のような筆記もあります。この文字=記号についていえば、こちらが表です。 pic.twitter.com/BCnzak9z4j
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
(国文学とかやってる人だとこういうの好きな人多いと思ったんですが反応なくて寂しい)
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ふたたび全体像を見ると、鳥=空=生?を表象するモチーフと、ミイラ=地棺?=死を表彰するモチーフの対比のようにも見えますし、 pic.twitter.com/RiKVmtPvMV
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
紙に生きたものをすきこんで保存してしまった感じ、立体的なものが平面に閉じ込められてしまった感じ、記号が多重にレイヤーしてしかも圧縮されている感じ等々がいいなと思いました! pic.twitter.com/9ZjPJi4q8Z
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
まだ折り返し地点です。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
羽石真奈美さんを紹介します。 pic.twitter.com/KHktvpp8Ee
手前に実写の人物がうつりこんでいますが、それがこの絵にふさわしいと思ったのでこちらを全体像として紹介します。 pic.twitter.com/rQyvIpOnhC
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
二双で横に長い作品ですが、まず目をjひくのは、チョークで壁にかいたような、タッチがつよくイメージの精細さとしてはラフな図案と、ツルツルに磨かれて垂直に鏡面反射する床を歩いている犬との、異質なレベルの質感の同居でしょう。 pic.twitter.com/m38WJAHsUt
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
イヌです。もふもふ感と、鏡面反射する床を見るに、現実を模倣するテクノロジーを見せつける意図をびしびし感じますね。 pic.twitter.com/6W5hHbAW5V
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
逆にこちらはチョークで描いた、「こどもっぽい絵」が「表現」されて、「対比」されています。 pic.twitter.com/iqcaxl1K6q
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ぼくとしては、非常に典型的ですが、この「窓枠と景色」という仕掛けが、この絵画のリアリズムを仕立てるものに見えます。 pic.twitter.com/FK1vID9qDP
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
今時リアリズムなんてことばをつかっていいのだろうか…
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
だまし絵ともひょっとしたら近いのかもしれませんが、この作品には、「絵って何?」「リアリズムって何?」という問いを際立たせるような、素朴かもしれない問いがぎゅっと詰め込まれているような点に、かわいさも含めてよさを感じました。 pic.twitter.com/eNLraQ3S75
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
アイテムを見ても、ステンドグラス、照明、チョークらくがき、花、もふもふの子犬とあざとい感じのモチーフを起用している点に、素朴さと戦略性の両義性を感じます。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こういう絵が好きな人はWake Up Girls!を見た方がいいです(ステマ
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
前田早紀さんを紹介します。 pic.twitter.com/SpWj4aT5sU
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
油彩とアクリルの複合で何をやっているのか?
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これが全体像です。ふたりのヌードの女の子と、画面を平面的に覆うナゾのつぶつぶ。「水着のグラドルをあたかも裸のように見せる水玉コラの引用か?」と思わされますが、もうひとひねりして、ふつうに乳首は見えています。 pic.twitter.com/UQOojR9L5V
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
「この構図で水玉コラで、敢えて乳首を見せるのはなぜか??」という問いへ誘導されてしまいました。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
しかしよく観察すると、右の女の子は乳房のカーブを扁平な水玉が隠蔽し、左の女の子は「ほんとに見せる気あるの?」と思わされるようなかぶさり方で、水玉が乳首を「半分だけ」隠しています。 pic.twitter.com/EdsEbP07FK
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
したがって、この作品のポイントのひとつは、やはりエロティシズムなのだろうなということが想像されます。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
よって見ると、水玉コラのようなものはこうなっています。ちかづいてみて、期待と予想を裏切られたと思ったのは、輪郭が幾何学的で断絶的ではなく、いくぶんかすれやにじみを持っている模様だったことです。 pic.twitter.com/h9obMh8yPS
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
疑問:1.これが水玉コラならば、なぜ水玉が扁平で、かつ、なぜ輪郭が断絶的に処理されていないのか。2.水玉はこのようなマージナルな輪郭なのに、明らかに空間的ではなく平面的な性質を与えられているのはなぜなのか? pic.twitter.com/KBQRgShzmT
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
回答がある人は教えてほしいです。ぼくはうまく解釈ができませんでした。 pic.twitter.com/ni45NHuxqq
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
タイトルの「過程」というものを解釈に含み込み、髪型(頭頂のへこみ)の類似から考えて、この子は同一人物である(胸が膨らみ,腹が少し出た)というストーリーも考えることができますが、それでは作家の戦略にはまるようでなんかいやですしねぇ。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
この調子だと3時までかかりそうだけどがんばります
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
上村美帆さんを紹介します。 pic.twitter.com/uKwbQAwK5v
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
インクのような鮮やかさありますね。ちょっとアウトサイダーアートのような感じもありますが、形象としては明らかに山。 pic.twitter.com/8qpMmkIlTL
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ちょっと色使いがオリエンタルだし、泰山じゃないの?という向きもありますが、トーンはヨーロピアンな感じも。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
色の鮮やかさや、ランダムさからデカルコマニーも想起させる絵柄ですね。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
寄ってみると、やはり統一的な透視図法によっているものでもなく、複合的であり、山に似つかわしくないサイズのトンネルがあいていおり、しろいパイプが通っており、というような、少しいかれた感じが演出されています。 pic.twitter.com/alwoy0sc6c
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
インク的な色はいいね。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
郷佳澄さんを紹介します。「なにが別つのか」というタイトルをみて、ぼくはまっさきに「ふたりを死が分つまで」というお決まりのフレーズを連想しました。 pic.twitter.com/q2otFaMLD7
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こういう絵です(こういう絵です) pic.twitter.com/GadkjdVlYa
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こういう絵としかいえないので、とくに接写とかしていません。構図がきっちりきまっていて、線が途中で途切れていて、やる気あるのかないのか判別付かず、デカルコマニーみたいな絵。それにぼくは惹かれてしまいます。 pic.twitter.com/JqTA2C0HW3
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
松野薫さんを紹介します。 pic.twitter.com/WDqfvexzB2
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
デスメタルのジャケットっぽいですね。光学的な体裁と、そこにひびいている文字、または文字の跡のようなテクスチャに惹かれました。 pic.twitter.com/j2jUcoY0xp
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
寄って見ると、筆記体の文字のようで、やはり文字ではないのではないか。もしくは、元は文字だったんだけれども、下敷きかなにかになったせいで、文字のエッセンスしか痕跡になっていないのではないか、そんな感じのキズです。 pic.twitter.com/dbdh83ebWB
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
寝たいのは事実。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
飯田文香さんを紹介します。 pic.twitter.com/gHezGcO5eo
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
絵本の表紙とかになったらおって思いそうですね。端的にフクザツな構成かと思います。 pic.twitter.com/LYNIIt4fEn
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
寄って見ると、枝、葉、花のなす重なり合いがまずは売りだということがわかります。 pic.twitter.com/ge8bXVj2zh
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
日本画という画材/表現技法のせいか、葉や木の幹はそこまでリアリスティックではなく、ファンシーで生き生きとした描写に見えます。 pic.twitter.com/5FPW882bM9
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
さらに寄って見ると、わかります。この重なるレイヤーの複雑さは、たんにモノの輪郭が入り組んで重なり合っているだけではなく、透けて輪郭をおたがいに重ね合わせて複合させている故ではないかと。 pic.twitter.com/bWQuElq5lO
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
石川咲希さんを紹介します。画質が悪いのは、キャプションが高い場所にあったせいです。 pic.twitter.com/D1GWNk1FgW
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
版画作品ですが、ざっとみテキトーといえばテキトーのように見えます。たとえば、長新太の絵のような。 pic.twitter.com/2Gw0qOWuqF
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
眠いですね。人として眠いです。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
凛として時雨、みたいな。
モチーフとしては、トルソーだろうな、というわけですが。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
見てくださいよ。この食い込んだパンツ?みたいな。ちょっと画面が汚れてる感じ。なぜ? pic.twitter.com/Gl4S8i3l80
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これ何ですかね? pic.twitter.com/OFf0xFw2Ym
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
村上早さんを紹介します。 pic.twitter.com/g5XxzYJTBX
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
中途半端で描画が中断した画面が組み合わされた構成。いいですね。 pic.twitter.com/12RmrOJICR
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
段持ってそうな感じね。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
こういうの良いと思うんですけど、説明できないですが、フクザツさを感じます。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
荒谷ももこさんを紹介します pic.twitter.com/zvkBrcrVFQ
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
なんのへんてつもないようなあるような画面です。 pic.twitter.com/6hOGSIvLJR
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
そもそもへんてつはあるほうがいいのかなくてもいいのかよくわからない。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
オリジナルを買って所有したい、ということを考えると、へんてつはあった方がいいかもしれない。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
面白いと思ったのは、画面右下の蛇口がついてるブロックで、パースのつきかたが変じゃない?と思ったのである。この図だと、アイレベルが蛇口のちょっと上あたりにありそう。 pic.twitter.com/agkFnqTRkz
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
ガイドを引くと、アイレベルはこのへんにあるのではないか。 pic.twitter.com/4gVs1fQsU7
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
寄って見ると、やはりこの蛇口がついた箇所は、妙な水平線と垂直によって構成されていることがわかる pic.twitter.com/Len5ZUW3gD
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
画面中央にもこの幾何学というよりは直線によって構成されたものがあります。 pic.twitter.com/cWZbzqzeE8
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これ。四角い物がはりつけられたようになっていて、ひび割れています。 pic.twitter.com/CRlPUkmzYt
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
木々のタッチです(つかれてきた) pic.twitter.com/RJtXs4pa6T
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
脇田あおいさんを紹介します pic.twitter.com/DBAD9rMevY
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
これは新宿眼科画廊感を感じますね、ぼくは。 pic.twitter.com/C2tTDk3ogb
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
寄って見ると、テクスチャはそこまでフクザツではありませんが、エラー感というか、レイヤーから透けてみえるらくがきとかかきなおし、ぬりなおし感があります。 pic.twitter.com/SNidJCPu5c
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
益田美緒さんを紹介します。 pic.twitter.com/J6KJsfApck
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
セルに絵を描いて、裏側から見た感じしますね。あと、なんか透けたり重なったりしてます。 pic.twitter.com/C3IyrCHADx
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
寄って見ると、このとおり、表のテクスチャはつるつるで、展示会場の天井についた蛍光灯がうつりこんでいます。 pic.twitter.com/ojJFjLOjkv
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
タッチはきめ細やかではなく、筆を走らせる方向なども粗く表現されています pic.twitter.com/c0vxsBujS5
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
この作品にも新宿眼科画廊感をかんじました。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日
以上。
— やおき (@yaoki_dokidoki) 2014年3月4日