【予読:目次を】『ネットワーク・ミュージッキング』
課題図書
方法的読書というものに取り組んでみている。なんだかんだで日数はかかっているが、散漫に読むよりは、方法的に読んだ方が本に縛りつけられてる感があるのでまあいいか。
目次を見てみる。
予読の段階においては、目次などに目を通すことで本の構造を知ることが大切らしい。
Twitterをつかって内省的に考えると、いろんな方がアイディアやアドバイスをくれるのでいいことだが、反面、速度が必要な場所で時間がかかってしまうところもある。
いまだに目次の読み方などもわかっていないが、実践してのちにどうすれば悩む方が早いだろう。
とりあえず、手を動かさなければ始まらない。ぼくは頭だけで考えることがとても苦手なのだ。目次を書きくだしてみる。
序章 音楽文化の変容
第1章 音溝からパターンへ
第2章 音楽の象徴的支配
第3章 脱「モノ」化する世界
第4章 参照とキャッシュメモリ
第5章 利用可能性の〈リスト〉
第6章 音楽聴取における「いま・ここ」性
第7章 コミュニケーションが主導する音楽の流行現象
終章 「参照の時代」の新たな音楽実践
実際の目次は、上記のように章番号と章題のみが書かれているわけではなく、下図のように、章の下位レベルである節の番号と節題が振られている。
前回は本の表題(主題と副題で構成される)について云々と考えたが、今回は章について考えたい。本の構造が表題/章/節のような形式になっていると知っていることもリテラシーのひとつであるので、ふだんはテキトーに考えているけど、今回は意識化してわざわざことあげてみよう。
ざっと眺めると、言葉遣いがいくぶんか難しいように思われる。上図のような目次をそのままに眺めていると、なんだかこれに真面目に向き合って考えることを想像するだけで、頭がつかれてくる。難易度が高いのである。
そこで、自分の偏見を少しでも弱めるために、読むべき文字数を減らすことにした。章題だけ抜き書きしたのはそういうわけだ。
神野龍一さんがtofubeatsの「水星」について次のように語ったのと似ているような、まったく関係ないような…
このフレーズ自体はサンプリングしたデモの段階から入っていたものの弾き直しであるが、それを元ネタと同じように弾き直している所に彼のヒップホップ精神を感じるところでもある
引用元 HugeDomains.com
昼休みが終わるので仕事に戻ります。